保護者の皆様向けに、いじめの発見方法、そして対処の仕方を簡単にお伝えします。

 子どもは、原則、自分がいじめられていることを親には言いません。しかし、いじめは風邪と同じように、必ず兆候(サイン)があります。この兆候をお母さん、お父さんが注意深く見てあげることで、いじめを発見し、対処することができます。

 青森中二女子いじめ自殺事件、そして、横浜市で起きた原発避難いじめ問題。これは氷山の一角に過ぎません。

 いじめの隠蔽によって、たくさんの子供たちの未来が奪われ続けています。教師や大人たちが解決から逃げていては、悲惨ないじめはなくなりません。

 いじめ問題の解決に向けて、昨年11月、青森県議会議長あてに「いじめ防止対策推進法」の見直しのための意見書を国に提出することを陳情しました。教師によるいじめの隠蔽や加担、放置が行われた際に、学校や教師に対する処罰事項を同法に設けてほしいという趣旨です。