更地にする – 「空き家問題」とは何か

空き家を放置したままにすると次第に劣化が進み、空き家の期間が長くなれば、そのままでは住めない状態になってしまいます。その場合、取り壊して更地にすることもあります。

 

更地にする場合の問題点

更地にすると、一般的に固定資産税と都市計画税が高くなります。面積にもよりますが、住宅地の場合は、更地にすると土地の固定資産税は6倍、都市計画税は3倍になります。

 

更地にした後の活用について

① 更地のまま保有する

将来的に、また住宅を建設したり、売却するまでの間、更地のまま保有するという選択肢もあります。しかしこの場合は、前述の通り、固定資産税等が高くなる可能性がありますので、注意が必要です。

 

②駐車場にして貸す

駐車場には「青空駐車場」と「コインパーキング」があります。

 

青空駐車場

青空駐車場の場合は、敷地に砂利石を敷いたり、ロープを張る程度で、駐車場として賃貸することができます。また、青空駐車場にしておくと、将来的にその土地を再び別の用途に使うことになった場合でも、比較的容易に契約解除することができ、自由度が高いといえるでしょう。

月額の駐車料金を安く設定しすぎると、固定資産税も払えなくなってしまいます。駐車場として活用する場合は、税金の額と駐車料金、その地域で駐車場としての需要があるかどうかを考慮し、採算が取れるかどうかを検討する必要があります。

 

コインパーキング

コインパーキングとして活用する場合は、自分で駐車場用の設備機械を購入する方法と、コインパーキング会社に土地を提供する方法があります。
駐車場としての需要があるか、どのくらいの収益があるかなど、その地域で既に駐車場経営をしている方から話を聞いて、事前に情報収集をするとよいでしょう。

 

② 更地にして売却する

古い空き家が建っている土地は、建物を解体して更地にしたほうが、物件が売れやすくなります。建物の老朽化が進み、もはや居住に適さない場合です。

★ハッピー・ライフ・ネットワークは、地域の皆さまの生活設計や空き家相談のご相談にのり、適切な専門家をご紹介して、皆さまの安心・安全をサポートします。

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